名古屋大学大学院入試 電磁気学

大学院入試

この記事では名大入試の電磁気学について詳細に記述していきます。

名大入試 電磁気学の特徴

電磁気学の特徴ですが、なかなかに難しいです。僕は外部からの受験ですので学習した範囲が足りなかったのかもしれませんが、ストークスの定理やベクトルポテンシャルの存在を知らなかったので勉強は結構大変でした。試験問題の難易度も結構高いので、可能であれば数学の3科目を解く方法をとるのが無難な年もあると思います。数学の勉強方法についてはこちらの記事をご覧ください。

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電磁気学は基本的には難しい年が多いですが、ガウスの法則とアンペールの法則だけでほとんどの問題が溶ける大問が出題された年もあるので、放置はせずにきちんと勉強したほうが良いと思います。それでは具体的な勉強方法をご紹介します。

名大入試 電磁気学の学習法

まずは自分の使っていた参考書をご紹介します。

この本は物理学界の重鎮、砂川重信先生の書いた名著で、このほかにも数多くの本を出版されています。有名なものなので大学の講義の教科書として使っていた方もいるのではないでしょうか。この本では多くの定理の本質が記述されており、物理現象を細かく、正確に理解することが可能です。最初はやや難解であるかもしれませんが、理解が進むにつれてこの本で勉強してよかったと思える参考書であり、名大の過去問にもある程度対抗することができました。電磁気学の勉強で何から始めるべきかわからない方は大変お勧めです。

次はこれです。

これも結構有名な参考書なのではないでしょうか。もはや辞書です。ほぼすべての問題がここに掲載されています。ただ、問題数が非常に多い(多すぎる)ため、自分で解く問題を選定する手間がかかります。僕の場合、過去問を中心に勉強してどうしてもわからないときにこの参考書を開いて調べるといった方法をとっていました。勉強時間にゆとりのある方はやってみるといいと思います。逆にそんなに勉強時間がない人はやらない方がいいです。。

自分はほかにも電磁気学の参考書を2つほど購入しましたが実際に使用したのはこの2つです。電磁気学の勉強すると感じると思いますが基礎科目の中ではぶっちぎりに勉強がしづらいです。なので過去問をひたすら繰り返し解き、本番、類似問題の点数だけをかすめ取るようなイメージで勉強するといいと思います。しかし、冒頭でも既述したようにたまに簡単な年もあるので念のためまんべんなく勉強しておく必要があります。

名大入試 電磁気学の対策

対策として、ガウスの法則とアンペールの法則は100%の理解をしておく必要があります。些細なミスで最初の一問を落とし、その後の問題も全ミスになってしまっては合格は海の向こう側に逃げてしまいます。確実な理解をしていきましょう。また、合成電位に関する問題も何年か出ています、この単元はさほど難しくないので電位を求めるときの積分範囲など最新の注意を払いましょう。電磁気学のやや難問以上には必ずと言っていいほどビオサバールの法則が絡んできます。こいつの理解の度合いが電磁気学の点数の差を生むといっても過言ではありません。難しい内容ではありますが基礎科目でリードしようと思っている方はしっかりと勉強しておきましょう。他にも二度ほど磁場のエネルギーを求める問題が出ており、こういった公式を使う問題もたまには出るのでなんとか脳にストックしておきましょう。

終わりに

電磁気学の勉強はかなりハードですが、数学が難しい年、基礎科目の点数差がつくのは電磁気学の出来になります。数学に頼りすぎないように電磁気学の勉強も怠らずに頑張りましょう。

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