私は2020年8月に名古屋大学大学院工学研究科電気電子情報工学系を受験し、合格しました。
今年度は新型コロナウイルスの影響で筆記試験がなく、オンラインの面接と小論文による試験でしたが、最初の投稿でも記述した通り、受験勉強は不足なく行っており、過去問もやりこんでいたので、その経験をもとに私の受験の勉強方法やおすすめの参考書を紹介したいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、今回の記事では名古屋大学大学院入試についていろいろと記述していこうと思います。
名古屋大学工学部の大学院入試は例年8月の下旬に実施され、9月には合格発表がされます。筆記試験免除はもう少し早めに試験があります。気になる外部からの受験者の数は全体の1~2割程度だと思います。私の受け取った専攻案内には大学院生のうち外部から来た生徒の割合は約20%でした。なので外部からの受験でも問題なく名古屋大学に通うことができます。筆記試験の内容などはホームページを見たほうがきれいにまとまってあるのでそちらをご覧ください。
勉強を始める時期
勉強を始める時期ですが、私が研究室を訪問した際、内部生は5月から始めたら早い方。みんなやる気がなかったり、研究が忙しかったりで、6月か7月にやる人が多い。やばい人は試験の2,3週間前に勉強を始めるといった感じでした。うん、なんか勝てそうな気がしますよね。ただこれは内部生だからかませる余裕なので、外部から受ける場合は2~3月ごろに始めるといいと思います。ちなみに私は3年生の12月ごろからだらだらと始めていました。それでも試験2か月前には過去問が一通り理解できるくらいにはなりましたので、12~3月に始めるといいと思います。内部生は本当遅いです。。
内部生と外部性の違い
色々なブログに書かれていますが、やはり内部生は、問題作成者から直接講義を受けているので問題の出題傾向や、講義で扱った問題集など、情報が多いです。もう一つは過去問の入手のしやすさです。勘違いしてほしくないのは、過去問の有無の違いではないということです。内部生は、先輩など縦のつながりがあるので、簡単に過去問を入手できますし、研究室によってはその研究室の学生が脈々と受け継いでいる解答付き過去問データを所持しているところもあります。一方、外部性は過去問を入手できないかというとそうではありません。友達が名大に通っていればその子に過去問をもらうことはできるかもしれませんが、普通に研究室見学に行けばもらうことができます。ただ、過去問をもらいに行くわけではないので、あまりそこを悟られないように、うまくもらいましょう。あとは、授業で使用している教科書を知っているかどうかも大切です。募集要項の試験範囲を見てもらえれば分かると思いますが、めっちゃ雑です。一体この強化のどこまで学習すればいいのか、と思う日は必ず来ます。そういったときに扱っている教科書を知っていれば、少なくとも教科書に載っていない範囲は学習しなくてもいいので、ネット(名大のシラバス)で調べたり、研究室できたり、友達に聞いたり、なんとか情報を集めましょう。そしたら内部と外部のギャップは小さくなり、あとは実力の勝負です。
英語について
英語はTOEICかTOEFLの点数がそのまま使われます。私はTOEICの公開テストを3回受けましたが、結局コロナの関係で使えませんでした(英語は試験範囲外となった)。TOEICはたしか5月に行われるものが最終だった気がしますが、年によって変わると思いますので注意していてください。気になるTOEICの目標点数ですが、750点くらいだと思います。というのも研究室訪問の際、内部生にTOEICて皆さん何点くらいとってるもんなんですかね、と聞いてみると700あればアドバンテージだよと言われました。正直800とか余裕でとってんだろうなと思っていましたので拍子抜けでした。みんなやっぱあんま勉強しないようです。なので750あれば有利に試験に臨めると思います。ただしこれは電気電子情報工学系の話です。機械系を受ける方は800目指してください。自分は565(IP)→630(IP)→680→735→780というように一応点数は上がっていましたので、今後自分のTOEICの勉強方法を投稿したいと思います。
TOEICの勉強方法についての記事を投稿しました。こちらをご覧ください。⇨英語の学習方法
勉強方法
勉強の方法をざっくりお話しすると、
①情報収集(これがなんだかんだ一番大事で大変)
②参考書の購入orすでに持ってる教材から試験範囲について載っているものを集める。
③ひたすら勉強(演習を主に)
④過去問演習(とにかくやりこむ)
といったところです。
最初の情報収集が一番大切な気がします。もちろん個人の頭の良さも大事ですが、情報戦のようなところもあります。ほしい情報は内部生の使っている教科書、過去問です。これを得るために研究室訪問はなるべく早めに行くことをお勧めします。情報がそろい次第どんどん勉強していきましょう。ちなみに僕の場合は内部生の友達がいたのでここは比較的に楽に突破しました。過去問はやはり毎年、似た傾向の問題が多いので一回だけ解くのではなく、やりこみが肝心です。
詳しい教科ごとの勉強方法はまた後日投稿します。
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